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熊谷守一美術館はおすすめ

自転車でブラブラと街歩きするポタリングで、前々から行きたいと思っていた熊谷守一美術館に行きました。

熊谷守一(くまがい もりかず)という画家をご存知ですか。
多くの芸術家が、欲しがっても貰えない文化勲章の叙勲も断り、30年も家の外に出ることなく「地面に頬づえをつきながら、蟻の歩き方を幾年も見ていてわかったのですが、蟻は左の二番目の足から歩き出すのです」なんて言う文章をさらっと書く人でもあります。

書も素晴らしいけど、やっぱり絵が良いなぁ。
どこにでもあるような見近にあるものを題材にして、懐かしさに近い、ホッとして心が澄んでいく、穏やかな感動というのが私の感想です。
難しさがなく塗り絵みたいな絵だけど、対象をじっくり観て余分なものを削いで、核心だけを描くとこのような作品になるのかなぁ、と思いながら、この爺さんスゲエなぁ、と思いました。
生きていたら一緒に酒を飲んでポツリポツリ、本音とも嘘ともつかない話で煙に巻かれてみたいなぁ、とパイプで長いひげのモリさんの写真を見ながら思ったものです。

美術館の一階にはカフェがあって作品や本に囲まれてコーヒーが飲めます。
オーナーでもあるモリさんの次女、榧(かや)さんは画家でもあり、齢80を越えているのですが、今風に言うなら山ガール。
スキーロッジを経営したり、あちこちの山にまだ小さな子供たちと一緒に登っていた様子を画文集として出版しています。(美味いコーヒーと本を読みに近いうちにポタリングしよう!)

手にした榧さんの本の冒頭が、中央アルプス木曽駒に子供たちと登ったときの話でした。もともとは山ボーイの私。高2の夏に登った木曽駒と宝剣岳、エーデルワイスを懐かしく思い出しました。
この夏は千畳敷のカールまで行ってみようかな。ロープウェイで。3_3

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