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2011年6月

キャンパスの木蔭

昨日から中小企業大学校に来ています。雨に洗われた欅(けやき)などキャンパスの緑が眼に鮮やかです。
ここは都心から少し離れた場所(東大和市)にありますが、大学校の宿舎の隣には警視庁のトレーニンググラウンドがあります。もともとは米軍の基地の跡地だったようで、今でも未使用の広い空き地があります。(もったいない)
夜、講義を終えて部屋に戻ると元気な声が聞こえてくることも度々です。ラグビー、サッカーなどアマチュア界にあってはいずれも強豪ですね。
また、キャンパスの隣には別のグラウンドがあって、子供たちのサッカースクールでしょうか懸命に走っています。「出でよ!日本のメッシ」と思いながら眼を細めながらつついつい見てしまいます。
キャンパスには食堂や図書、資料室など設備も整っていますが、何よりも芝生や樹木など緑が多いことが、学習する場にふさわしい環境ではないでしょうか。

震災以降、いつくるかもしれない余震や、新たな地域での大地震への怖れや、何々ベクレルだ、○○ミリシーベルトなど見えない放射性物質への不安など消えませんが、緑の木蔭でこれまでと違う本を読んだり、グラウンドに足を運んで一生懸命、トレーニングに励んでいる人たちを間近に見たりするのも、梅雨時の晴れ間のようにジメジメ、ジトッした気分から、カラッとした気持ちに切り替えることができます。ぜひ、お薦めします。
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熊谷守一美術館はおすすめ

自転車でブラブラと街歩きするポタリングで、前々から行きたいと思っていた熊谷守一美術館に行きました。

熊谷守一(くまがい もりかず)という画家をご存知ですか。
多くの芸術家が、欲しがっても貰えない文化勲章の叙勲も断り、30年も家の外に出ることなく「地面に頬づえをつきながら、蟻の歩き方を幾年も見ていてわかったのですが、蟻は左の二番目の足から歩き出すのです」なんて言う文章をさらっと書く人でもあります。

書も素晴らしいけど、やっぱり絵が良いなぁ。
どこにでもあるような見近にあるものを題材にして、懐かしさに近い、ホッとして心が澄んでいく、穏やかな感動というのが私の感想です。
難しさがなく塗り絵みたいな絵だけど、対象をじっくり観て余分なものを削いで、核心だけを描くとこのような作品になるのかなぁ、と思いながら、この爺さんスゲエなぁ、と思いました。
生きていたら一緒に酒を飲んでポツリポツリ、本音とも嘘ともつかない話で煙に巻かれてみたいなぁ、とパイプで長いひげのモリさんの写真を見ながら思ったものです。

美術館の一階にはカフェがあって作品や本に囲まれてコーヒーが飲めます。
オーナーでもあるモリさんの次女、榧(かや)さんは画家でもあり、齢80を越えているのですが、今風に言うなら山ガール。
スキーロッジを経営したり、あちこちの山にまだ小さな子供たちと一緒に登っていた様子を画文集として出版しています。(美味いコーヒーと本を読みに近いうちにポタリングしよう!)

手にした榧さんの本の冒頭が、中央アルプス木曽駒に子供たちと登ったときの話でした。もともとは山ボーイの私。高2の夏に登った木曽駒と宝剣岳、エーデルワイスを懐かしく思い出しました。
この夏は千畳敷のカールまで行ってみようかな。ロープウェイで。3_3

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ポタリング

私が生まれて育った下町は家内工業が多く、工場と呼んで良いのかなぁ?と思えるような狭いスペースの中に、何を作っているのか分からないけど様々は機械がそれぞれ特長のある音を発しながら、ガンコそうなおじさんと一緒に仕事をしていました。
 
自転車というのは全部で1,500点ぐらいのパーツを組み合わせて作りますが、下町には狭い地域に部品を造ってくれる工場があって、自転車の製造には便利な土地柄でもあります。

もう30年近くも前になりますが、自転車好きなら知る人ぞ知るAMANDAで千葉さんにフレームから自転車を作ってもらい、当時勤務していたアメリカ大使館前のオフィスまで快適な自転車通勤をしていました。

そんな自転車好きな私に妻が昨年の誕生日に贈ってくれたのがこの自転車。なかなかでしょう。
最近、ポタリング(pottering)なる言葉があって、自転車でぶらつくことを意味するようですが、英語の意味には〝だらだらする〟なんてのもあって、確かに〝だらだら〟しがちな時に、我が家からさほど遠くはない未知の地域に自転車でブラブラするのも楽しく、「ご趣味は…」と聞かれたら「ポタリングです」と答えようかな、と思っています。

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